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レンタルヨット!体験記! 2005年6月26日



天候は快晴。中級ヨット研修で意気投合した者が集まって自分達だけでヨットを走らせ見ようと言うことになった。後になって分かったが「怖いもの知らず」とは我々のことだった。今回の写真が一枚もないと言うことも後述する。


集まったメンバーは森岡さんと田村さんと私の3人。いつもはインストラクターがいるので、最悪の事態は当然のことながら起こりかえない。しかし今回は全員が「若葉マーク」である。セールは、メインセールもジブセールも自分達で組み立てなければならず、係の人に教えてもらいながら1時間ほどかけてやっとくみ上げに成功した。


コックピットの広さや使いやすさは30フィートの練習艇と同じくらいで狭い苦しさは無かった。レンタル艇は23フィート。30フィートの練習艇に比べるとやや子供ぐらいの大きさか。セーリングそのものは、風が良く吹き、晴天でスピードもどんどん出た。


とても優雅なというか「脱現実」のきわみである。情けないのは、キャビンの内装がしてないことである。ただのベニヤで出来た箱部屋といった感じ。テーブルも装備されておらず、椅子にも何も施されていない。これではちょっとパーティーの雰囲気は出し難い。


セーリングした後に着岸の時になって、私が海にはまるというハプニングがあった。インストラクターなしの即席の初心者3人組である、意気が合わないのは当然のことであった。しかし、落水がもし沖合いで起こったとしたら、まず救助してもらえることは出来なかっただろう。


落水した時にカメラをポケットに入れていたので海水に漬かって今回は写真が一枚も無いと言う結果になった。たとえ小さいとはいえ、ヨットを操船するには熟練した経験を持った人間が必要だと痛感した。


ともあれ、一度乗ればなれたも同然、又、3人で乗りましょう、ということになったが、何とも楽天的な人間ばかりであった。






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