TITSES TAGE(シニアリーグ)後期第1節 08年1月6日 

於・札幌市白石区体育館


参加者 八重樫、水野、山本、上田、佐竹、小澤、佐渡

<第1試合>

室蘭サントス 3−2 FC DOMINGO

   (前半2−1、後半1−1)


 リーグ前期の初戦で1−2のスコアで負けた相手だ。なんとしても勝ちたい。土屋が前節でキーパーを務めた際、肋骨を痛めきょうは欠場。八重樫を前後半フルでキーパーに投入することにした。 前半5分、中央で相手選手をフリーにしてしまう。左のスペースに走り込んだ別の選手にパスが出、角度のない位置から先制点を決められる。 8分、相手陣営に攻め込む。右サイドからキーパーに出たパスを水野がカットし、ゴール右隅に同点弾をたたき込む。勢いづいた。1分後、小澤が右サイドからドリブルで持ち込み、コーナー近くから右足でマイナスの回転を掛けたセンタリング。相手ディフェンスの間をスルスルと抜けたところを上田が合わせ、2−1と逆転する。そのまま折り返す。

 後半2分、一瞬フリーになった相手選手が「つぶしに来ない」と見るやミドルシュートを放ち、左隅に同点ゴールを決める。これは痛い。こう着状態のまま、残り1分を切る。右からのコーナーキックを得る。キーパーとゴールポストの間を狙った水野のボールはポストに当たったあと、キーパーの背中に当たり、キーパーが右手で必死に弾く。ゴール前に詰めていた山本が倒れ込んで押し込み、決勝ゴールとした。八重樫がキーパーとして記念すべき初勝利を飾った。

 ◎得点 水野、上田、山本





<第2試合>

室蘭サントス 2−3 オッサンドーレ札幌35

   (前半2−0、後半0−3)



 相手は選手の数では北海道で最多のチームの一つだ。立ち上がりから速いパス回しで切り崩しにかかる。前半7分、水野が右サイドから持ち込み、相手ディフェンスをかわす絶妙のパス。小澤が落ち着いてゴールを決め、均衡を破った。1分後、佐竹が相手陣営でパスをインターセプトし、そのまま中央に持ち込んできれいなミドルシュートを決める。動きがいい。前半は2−0のリードで折り返す。

後半2分、混戦状態のなか、相手選手が「何だ何だ」と大げさなアクションで倒れ込む。足を引っ掛けられたとのアピールだ。一瞬の間を置き、主審がホイッスルを吹く。なんとPKだ。体を張った八重樫のセーブむなしく、ボールはゴールネットを揺らした。ファウルとは思えない。ゴールエリアの中でもなかった。後半5分、一瞬のすきを突かれ、ゴール左上に同点ゴールを決められる。好守が目まぐるしく変わる。息が抜けない。あと1点欲しい。同点で終わりかと思ったロスタイム、カウンター攻撃を受ける。八重樫が飛び出すのとシュートはほぼ同時で、ボールはゴール左上に突き刺さった。悔やまれるPK。相手はいい意味でも悪い意味でも「試合巧者」だった。

◎得点 小澤、佐竹





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