於・札幌市厚別区体育館
参加者 八重樫、水野、後藤昇(後半から)、山本、上田、佐竹
<第1試合>
室蘭サントス 1 0−1 2 FC DOMINGO
1−1
2007年度の冬季リーグが開幕した。メンバーが重複する一般の部参加の姉妹チーム「BONITOS」の試合と重なり、試合開始時に集まったのは試合が成立する5人ちょうど。今季、ゴールキーパーは3人を軸に回すきわめて厳しい状況で、「なるようになれ式」で初戦に臨んだ。相手は一昨シーズン、昨シーズンと最下位のFC DOMINGOだ。この2年間で力を付けてきている。先発キーパーは佐竹。サントスは立ち上がりから浮き足立ち、パスがつながらない。前半5分、ゴール前の混戦から痛い先制を許す。ペースがつかめないまま、前半は0−1で折り返す。
後半開始直前、「風邪で休む」と前夜連絡してきた後藤が現れる。つらそうだ。すぐに投入する。後ろに下がっていた水野が上がり、後藤と2人でワンツーを繰り返し、ゴールを狙うが、惜しいところで決まらない。
後半7分、キックインのボールを奪われ、ミドルシュートを決められる。0−2だ。時間がない。
残り1分。ゴール右でパスを受けた山本が切り込んでシュートする。キーパーがはじく。こぼれたボールを山本が拾い、短くパス。駆け上がって来た水野がゴール左隅にきれいなシュートを決め、1点差に迫る。が、ここまでだった。
◎得点 水野
<第2試合>
室蘭サントス 1 1−2 4 FC MAZIORA
0−2
八重樫のキーパーデビュー戦だ。昨シーズンは強豪FC MAZIORAとの接戦を制した。可能性は十分ある。立ち上がり、キックオフからパスをつないで一気に攻め込み、相手ゴールを脅かす。体が動いてきた。後藤にいつもの切れが戻る。フィールドに戻った佐竹が長い足でボールをカットし、前線につなぐ。上田が強烈なシュートを放つ。ゴールポストをかすめて惜しくも外れる。
前半3分、ゴール左の角度のないところからシュートを打たれる。八重樫が右手で触れるも、ボールがネットを揺らす。3分後、カウンター攻撃を受けて2対1となり、追加点を許す。その直後、後藤が出した縦パスを水野が受け、1人かわしてゴール左隅に見事なシュートを決める。前半は1−2。
後半は好守が目まぐるしく変わる。1点入れば流れを引き寄せられる。が、前線でパスを受けた山本が好機をことごとくつぶす。逆に、2点追加される。
最後、佐竹−後藤−水野とつなぎ、水野がゴール前に上げた絶好の浮き球を山本が外し、試合は決まった。
◎得点 水野