平成16年1月18日札幌支部レポート


 冬は隠れたバードウオッチングの季節だ。野山で食べるものが少なくなったいま、鳥たちは里に下りて来ては公園や庭に顔を出し、木の実や虫を探す。そんな彼らに出会いたくて、ヒマワリの種を詰めたペットボトルを今シーズンも庭先の木の枝に吊るしてみた。効果は抜群で、可愛らしい鳥たちが代わる代わるやって来てはヒマワリの種をついばむ。1月17、18の両日の様子を写真で紹介しよう(札幌市豊平区福住にて、山本 肇)。

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「ヤマガラ」 全国の広葉樹にすむスズメ大の鳥。北海道では留鳥。人によくなつく。縁日で、お金を入れるとかごの奥の鳥居のところまで行っておみくじを持ってくる鳥がヤマガラだ。











 「アカゲラ」 本州と北海道の林にすむキツツキの一種。ムクドリくらいの大きさで、色は白と黒。下腹が赤い。樹木に穴を開けて巣を作る。木の枝をくちばしでつつき、カンカンカンと大きな音を立てる。牛の脂身を庭木に吊るすとやって来て食べる。











「コガラ」 九州以北のやや高い山の林にすむ。スズメ大。ハシブトガラと外見上はそっくりで見分けがつかない。黒いベレー帽によだれかけが特徴


 










「ゴジュウカラ」 九州以北の山の広葉樹林にすむ。北海道では低地にもいる。スズメ大。頭を下にして木の枝を降りるのが特徴。


 










 「シジュウカラ」 全国の広葉樹林にすみ、最も親しまれている。巣箱によく入る。黒い帽子に白いほお、腹に黒いネクタイが延びる。背中の黄緑色が印象的だ。


  

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「ヤマガラとシジュウカラ」 シジュウカラが来たのでヤマガラが席を譲るために飛び立つ












「ヒヨドリ」 ムクドリよりやや大きめで細身の鳥。夏、低山帯の広葉樹林で繁殖し、冬になると多くは本州に渡る。ピーッ、ピーヨとかん高く鳴く。リンゴやパンを好む


  










「不詳」 家の隣の雑木林で発見。マシコ、シメ、イカルに似ているが、どれとも少しずつ異なる。誰かわかったら教えて!









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